立派な施設 か 減税 か 地域振興券か

今回の事業、多くの先生の協力により全体像が見えてきました。
まとめるとこんな感じですかね。

まず駅前の港区の土地と、汚染された東京ガスとの土地交換をする。老朽化はしているが今のところまだ十分使える施設を壊した上で、維持管理のために毎年21億5千万円かかる総合施設を作る。区民税100億円減収の中最終的に600億ぐらいの工事費を使うことになりそう。
また、港区は区民参加で練り上げた計画だと盛んに言っていますが多額の費用がかかることも十分に知らせていない。そのため、この事業をゼネコンを儲けさせようとするものとする解釈もある

しかし、この事業によって有効需要を喚起することが出来るだろうし、新たな民間資本が流入してくることも考えられる。芝浦・港南地区は、人口の増加が著しい地域なので何らかの整備は必要。病院などは絶対必要とする声が強い。

通常赤字:大滝実先生、通常緑字:水野むねひろ先生、通常青字:風見利男先生、通常水字:細野たかし先生、赤字イタリック小斉太郎先生、緑字イタリック沖島えみ子先生、青字イタリック:熊田ちづ子先生、オレンジイタリック:いのくま正一先生
※あくまでも先生方にいただいた回答を僕が切り貼りしたものなので各先生の伝えたいニュアンスと異なる場合があります。各先生の真意はこちらで直接ご確認ください。



一番最初に僕が感じた素朴な代案(=追加で必要な施設だけ小学校跡地に作る)の方が良いとする先生も何人かいらっしゃいました。この場合は事業コストがかなり圧縮されると思うので、圧縮されたコスト分を次にどう使うかもポイントになってきますね。
今回の事業は「地域の景気刺激」ってのも目的化してたはず。景気刺激策のモデルで分かりやすいのは「減税」と「地域振興券」でしょうか。


ということで「港区はどうなるの?」ってのは下記三つのパターン比較で考えてみるのが良さそうです。
(1)既定路線の事業推進
(2)代案+減税
(3)代案+地方交付税


次回はそれぞれについてもうちょっと深く考察してみようと思います。


どーも僕でした。